横書き表記の終焉・・・、

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

昨日から始まった「今月の玉手箱」、
開梱した箱の中からは、こんなモデル達が出てまいりました・・・。

2006 FIRST EDITIONS ” DATSUN 240Z ”
 & REPAINT ” 1968 MERCURY COUGER ” & ” 1963 THUNDERBIRD ” ・・・、

三車種とも「うましか」設定モデルでして、
サンダーバードは実行しておりますが、他の二種は、この時の発送のタイミングのあや、
各一台ずつが梱包されておりました・・・。

出来栄えはともかくとして、カードが示すとおり、2006年のものは、
このような横書きでのモデル名表記の末期時代でして、
やがて現在の縦書きばかりに変わっていくことを考えると、
非常に興味深いホットウィール世相というのが見えてまいります・・・。

1980年代より今も脈々と続くブルーカード・・・、
そのブルーカードの表記は、英語という言語の為、横書きのみで行われておりました。

販路が拡大していくと共に、販売する店舗も場所に苦慮、
横に広げていくのではなく、カードを掛けるフックを長くし、
奥行きを持たせる形での販売形態に変わっていきました・・・。

それでなくてもトレードせいの高いモデル、
欲しい車種を確認する為には、どうしても前のカードを横に移動するか、
若しくは捲り上げる方法でなければ、車種の確認は出来ません。

こまめな移動なんてことをする国民性ではなく、
やがて捲り上げる方法が主流となり、その連続行為がやがて店頭にある状態で、
カードが劣化する事態になっていき、商品として成り立たなくなってきました・・・。

店舗からの声がマテルへフィードバックされる形で、カードの表記が変更、
2000年の終盤から、一部表記が横から縦に変更、
この2006年は、完全に移行する前の過度期のモノということになります・・・。

開梱を寝かせすぎた今回ですが、こうした世相の変化を紐解くモデルとなりました。
カードの変遷が垣間見えた今日のモデル達の紹介・・・、
興味深かったのではないでしょうか・・・。

明日も玉手箱の中のベーシックモデルが登場します。
「うましか」買いが炸裂する明日のモデル達・・・。

2006年の「うましか」な私にご期待ください・・・!