伊勢を代表する銘菓です、その1 虎屋ういろ

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折角、初詣に行ったのにもかかわらず、念願かなわず・・・、
せめてお土産ぐらい・・・、と思い、「おはらいまち通り」の門前町にて
これぞ伊勢土産! といえるもの2点、購入してまいりました。
(これくらいは買っていかないと、本当に伊勢に来た意味が無くなりますんで・・・!)

まずはこの「虎屋ういろ」・・・。
ういろ(正式にはういろうと言います)とは、米粉を湯で混ぜ込んで型に入れ、
蒸し揚げたもの、いわゆる米菓子の一種です。
漢字で書くと「外郎」・・・、完全に地方菓子の一つですね・・・。

そもそもこの「ういろう」、少し変わっておりまして、名物として名乗りを挙げているのが、
小田原、名古屋、山口、と何故か、離れ離れの3都市たち・・・。

どうしてこうなったのか、定かではありませんが、1番古くから伝わっていたのは、
文献等からすると、どうやら小田原のよう・・・、
名古屋人の私からすると、少々、残念・・・!

うんちくが長くなってしまいました。
本題ですが、この「ういろう」、この地方一帯では、名古屋名物になっているのにもかかわらず、
この伊勢では、虎屋のういろは ” 伊勢名物 ” として、名を馳せております。

元々、この伊勢神宮では、外宮の門前町にしかありませんでしたが、
いつのまにか、この内宮にまで進出しておりました。
(あ、すいません、伊勢神宮は、外宮、内宮と2つに分かれており、
総理大臣らが、参拝している風景等に使われるのは、内宮の方です。
私が初詣として選択したのも内宮のほうです。)

甘さ控えめが主流の近年、この「虎屋ういろ」、まさにピッタリ、
その控えめの甘さの中に、更にもっちり、しっとりとした食感、
食べてて飽きのこない、名品の一つだと思っております。

レギュラー物として、アズキやヨモギ等、約10種類ほど、扱っておりますが、
この数年、季節限定物を取り扱うようになってきました。

今回の限定品はずばり「迎春ういろ」!、
黒砂糖を入れた、ういろうを土台に、上にさくら、そして縁起物の栗を入れ、
新春の華やかさを演出しております。

もっちり、しっとり感の中に、栗のホクホク感も加わり、
一層、味の深みを増している、至高の一品に仕上がっております。

この近年の、「虎屋ういろ」の中でも、激うまの逸品になるのでは・・・!
お勧め品です。お伊勢参りの際は是非、ご賞味あれ!