ビバッ! 箸置き!

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引き続き、備前焼まつりレポートをお届けします。
(日々、起床出来なくなってきました!)

備前焼釉薬を用いず、窯の中の火力、薪(主に赤松)の灰等、
その全ての要因が混ざり合って、器の模様となる神秘的な器です・・・。

鉄分を多く含んだ陶土は、火を浴びると赤く化学変化していきます。
火を直接、浴びることなく、灰の中に埋もれた状態であった場合、
その部分は酸化焼成、青白く変化します。

今の二つは、備前焼の種類の中でも一例に過ぎないのですが、
赤い部分、青白い部分等、微妙に入り混じったところに
侘びさびに通じるものがあり、古くより茶道で用いれられている要因の一つでもあるようです・・・。

そんな高尚な顔を持つ備前焼ですが、普通に日常雑器も焼いており、
本日のブログでは、その日常雑器の中から、箸置きにスポットライトを当てて見たいと思います。

三点の画像でもお分かりのように、
今回も各作家、各窯元、様々な顔を持つ箸置きを売っておりました・・・!

どうです、この種類!

この箸置きたちは、殆どのお店で扱っており、
基本的には型取りで画一的な作品なんですが、中にはこだわりの作家もおり、
型自体を手作り、オリジナルな箸置きを作っている方もちらほらと見えます。

魚、植物、俎板等々、数えたこともなく、また数える気も起きず、
これをコンプリしようと思ったら相当の労力、財力を要するでしょうね・・・!
箸置き一つとってもこの力の入れよう、備前焼、恐るべし・・・、ってところでしょうか!

通常に箸置きに使わなくてもよく、ちょっとした置物としても通用、
お土産にも重宝しているこの箸置き、皆さんはどんな箸置きが好きですか・・・?

明日も備前焼まつりでのレポートとなります。
会場内での食事等、ご案内していきます。
引き続き、ご拝読の程・・・!