光前寺参りと霊犬早太郎

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本日のブログも引き続き、初詣ツアーでのお話をお届けします。

イチゴ狩りの後、昼食を摂ったわけですが、
イチゴ食べ放題の次は、お肉の食べ放題・・・、
メタボな体型を形成しつつある私にとって、辛い行程が続きました・・・。

それでも食べ物を目の前にしてしまうと、本能の赴くがまま食べ続け、
何とかかんとか、ノルマ分ぐらいは食したと思います。

食べっぷりがあまりにもみっともないので、
この昼食の風景は残しておりません・・・、悪しからず・・・!

昼食会場を後にし、バスはいよいよ今ツアーの本懐、
初詣のお寺を目指します。

今回、お参りする寺は、霊犬早太郎伝説で有名な光前寺・・・、

うっそうとした木立の中、いかにもお寺って感じの佇まいで、
その目的の場所は存在していました・・・。

駐車場で降り、一路、本堂を目指したのですが、
前日降った雪が行く手を阻み、中々、たどり着けません・・・。

本堂へ続く参堂は、除雪はしてあったものの、
残った一部が、硬く硬く固まり、滑る滑る・・・!

足元だけを注意していると、吹雪いた風が、木立の雪を落とし、
まるで修行場のよう・・・、やっとの思いで本堂にたどり着きました・・・。

ちょっと暇になりますように・・・、
ホットウィールが安くなりますように・・・!

ちょっと不謹慎なお参りをし、
光前寺を後にしたのでした・・・。

ここで霊犬早太郎のことについて、ちょっと述べておきたいと思います。
下記文章をご参照してください。

霊犬早太郎(ハヤタロウ)の伝説

今よりおよそ七百年程前、光前寺に早太郎という強い山犬が飼われていました。
その頃、遠州(静岡県)見付村では、田畑が荒らされないようにと、毎年祭りの日に
白羽の矢の立てられた家の娘を、いけにえとして、神様にささげる人身御供という悲しい
習わしがありました。
ある年、村を通りかかった旅の坊さまは、神様がそんな悪いことをするはずがない、
その正体を見とどけようと、祭りの夜に様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ、
「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」
などと言いながら、娘をさらっていってしまいました。
坊さまは早太郎に助けを求めようとすぐ信州へ向かい、光前寺の早太郎をさがし出すと、
早太郎を借りて急いで見付村へと帰りました。
次の祭りの日には、早太郎が娘の身代わりとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた
怪物(老ヒヒ)を退治しました。
早太郎は傷つきながらも光前寺までたどりつくと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように、
一声高くほえて息をひきとってしまいました。
現在光前寺の本堂の横に、早太郎のお墓がまつられています。
また早太郎を借り受けた旅の坊さまは、早太郎の供養にと「大般若経」を写経し
光前寺に奉納いたしました。この経本は現在でも、光前寺の寺宝として大切に残されております。

                          『本堂内「霊犬早太郎の伝説」より引用』

いやー、口で説明することは難しいもの、どうしたものかと思っておりましたが、
きちんと本堂にこういった説明書きがあり、そのまま引用させていただきました。

昔から残っているお話には、そこはかとないロマンがあり、
今回のお話も、早太郎という犬に対し、なんともいえない愛情が湧いてきました・・・。
皆さんの郷土には、どんな伝説話が残っていますか・・・?

明日も初詣ツアーのお話です。
この光前寺で見つけた自然の素晴らしさを提供したいと思います。
ミニカー話はもうちょっとお休みします、引き続き、ご拝読の程・・・!